
・リップスの「マットハード」って実際どうなの
・マット感と束感のバランスが取れたワックスを知りたい
・軟毛で髪のボリュームが出しづらい、ハードめな良いワックスない?
こんな疑問やお悩みにお答えする記事です。
こんにちは、サナトです。髪が寝やすいコンプレックスを解決できたヘアセット商品を厳選してご紹介します。
管理人のサナトについて



・ミディアムヘア
・髪の毛がやや軟毛のストレートで、とにかくすぐ根本からぺたんと寝る髪質
・美容院などで、仕上げにふつうのワックスを付けても帰る頃にはぺったんこになります。というより、弱いワックスだと美容室を出る時点でペタンコになってます。
そんな中で髪の根本から立ち上げてボリュームを出したいと思い、かれこれ20年いろんなワックスを試してきました。理想とするのは、ガチガチでなくマットな質感でボリュームをキープしてくれるスタイリング剤。」
今回は、そんな筆者も定期的に愛用する「リップスヘアーワックス マットハード」についてご紹介していきたいと思います。
- 「リップス マットハード」の特徴
- ぺたんこに寝やすい髪質の人が使った感想
- 他の使用者の実際の声
- 購入方法について
「束感もマット感も両方ほしいな。ハードな質感がいいな」という方にオススメできます。
LIPPS(リップス)とは
本製品の開発元は、全国に23店舗を展開するLIPPSという美容室です。同じくスタイリング剤を全国販売したオーシャントリコもそうですが、メンズに大人気の美容室です。



原宿の美容室って、なんか野心的なところが多いですね
参考:LIPPS(リップス)について
『カッコつけていこう。』をコンセプトに掲げる美容室です。
“すべての人はカッコいい。ほんとうは。たまたま、かくれているだけ。”と掲げ、そのかっこよさを引き出すこと、人をより素敵にすることをモットーにしています。1999年に原宿でお店を立ち上げ、いまは全国に23店舗を展開しています。長いあいだ、メンズを中心に人気を集める美容室です。
LIPPS(リップス)ヘアー ワックスについて
リップスは2007年からオリジナルのヘアーワックスを展開しており、さまざまな髪質に併せたシリーズを展開しています。
2015年、2017年と内容のリニューアルを重ね、2021年にはデザインも含め一新。見た目だけでなく、容器の質感や使いやすさもこだわりぬかれており、いっそう高い完成度になっています。
現在は全9種のワックスを提供しています。
以下はサロン公式からの引用です! 製品開発について語られています。
サロンワーク視点から生まれたプロダクト。だから基本的なスタイリング機能だけではなく、中味や容器の使いやすさを含めたプロダクトが持つすべての機能に徹底的にこだわりました。
- サロンの仕上がりをそのまま体験
- 時間効率を考えた容器形状
- 髪に伸び・なじみやすいなめらかなテクスチャー
- ヘアスタイルを創りこむ際の抜群の操作性
- 水やお湯での抜群の洗い落ち
引用:https://products.lipps.co.jp/hair-wax/



僕も実際に使っています。その使用感については、次章からお伝えします
リップス ヘアワックス「マットハード」の特徴


マット感と束感のバランスが絶妙
僕が好きな、”ツヤ少なめ”のヘアワックスです。
マット感でいえばオーシャントリコの「オーバードライブ」の方が上ですが、束感はこちらの方が上ですね。


これはどちらかを取るとどちらかが叶わないので、好みにもよります。
さらに束感を求めるとエマルジョンになります。


公式では本製品は「ショート」と「ベリーショート」にオススメとなっているので、ミディアムヘアの僕はそもそも対象外なのかも知れません。



それでもマット感と束感のあんばいが好きで、ちょくちょく使っています
同シリーズのなかではちょっと重ための部類に入る質感です。キープ力としてはやや物足りないかなという感じです。ミディアムヘアで軟毛の方は、スプレーと併用した方がいいでしょう。
“ハードなセット力で、柔毛で潰れやすい髪も簡単に立ち上がります。”という公式にありますが、そこまでの立ち上がり力は期待しない方がいいかもです。
成分が定期的に見直されているようです。2017年のリニューアル後は重たさが増してしまったようで、以前に比べて髪が寝やすくなった印象です…。同じ感想をレビューでも見かけました。
容器については、2021年のリニューアルで開けやすく締めやすい感じになりました。かっこよくてこの点は良かったです。
公式のYoutubeで実際にスタイリングするところを紹介しています。
他シリーズとの違い
「マットハード」はリップスヘアーシリーズのなかではかなりハードでキープ力が高い位置づけになっています。
よりハードでツヤの少ないものとして、「ドライブラスト」がありますが、こちらは束感が出しづらくバサバサ感が出るワックスです。


・ミディアムヘアでボリュームを出したい
・マット感と束感を出したい
これを両立するのは「マットハード」の方かと思います。
質感


こちらは、ひとすくい手に取ってみた写真です。ふつうのハードワックスよりも粒感というか、固さが感じられます。ホットケーキミックスのような質感といえば伝わるでしょうか。
公式のコメントでは「髪に伸びやすい」ということでしたが、そこまでの伸びやすさは感じませんでした。少量では髪全体に馴染まないです。公式You Tubeの動画でも、けっこうな量を手に取っていることが伺えると思います。
マット感と束感はしっかりあります。髪の流れみたいは演出しやすいです。
リップス ワックスの香り
全シリーズ共通の香りです。「apple greenの香り」と表記されています。
確かにアップル系の甘い香りではあるものの、これは賛否が分かれると思います。ワックスにありがちな香りではあるので、気にならない人は全く気にならないでしょう。Amazonのレビューでは、嫌いという人が若干ですが見受けられました。



僕はそれほど気にしないので、日常的に使用しています
洗いやすさ
手を洗う際は、お湯でこすってもヌルヌルを落とすのにやや時間がかかりました。
シャンプーで洗えば簡単に流れていきます。一般にハード系ワックスはなかなか髪の毛から取れなかったり、匂いがいつまでも残ることが多いですが、この製品はそんなことはありません。
こういう扱いやすさは、日常使いとして重宝するポイントです。
容器
いわゆる「ジャータイプ」と呼ばれる、ヘアワックスにはよく見られる形状です。裏側はボール状になっていますが、そこまで底上げされた印象はありません。
2021年にリニューアルされ、容器がツルツルしたものからマット感のあるものに変わりました。
これによって、開けやすさ閉めやすさを実現しています。
残量の確認がしやすい反面、指ですくう量がどうしてもばらつきます。特に使い始めは伸びやすさなどが感覚的に分からないので、少ない量から使うと良いでしょう。
値段と容量
Amazonで1650円、容量は85gです。調査時は値引きなどは見受けられませんでした。
サロン系のワックスと比較してもgあたりの金額としてはやや高めです。
髪ぺたんこ男がマットハードを使ってみた感想
マット感と束感のバランスがすごーーく良いワックスです。
このバランス感は他のワックスと比較しても1番良いと感じています!
一方で、キープ力に関しては少し物足りないです。これはワックスがオススメとしている「ショート」「ベリーショート」ではないので仕方が無いことかも知れないのですが。
軟毛でストレートの自分の場合、すこし時間が立つと髪が寝てきます。トイレでちょっとつまむと再びふわっと立つんですけど、その頻度は高めですね。スプレーとのあわせ技を推奨です。
全体のポイント、印象としては下記のとおりです。
・キープ力はやや物足りない
・マット感と束感のバランスがとっても良い
・重ためではあるが、再整髪はしやすい
・シャンプーで洗い落ちしやすい
マット感と束感のバランスを求めている方や、軟毛でもショートの方にはオススメできるワックスです。



ミディアムの方はスプレーとの併用や、同シリーズの「ドライブラスト」を検討されたし。ただし、「ドライブラスト」では束感が出しづらいので、混ぜ合わせるという技も有りかも知れません。
※髪質は人によって異なりますので、すべての人への効果を保証するものではありません。
他の人のレビュー
Amazonでは1640件の評価があり、★4.3です。
ネット上での良い評価、悪い評価を抽出してみました。「参考になった」という声の多いものを3点ずつ拾ってみましたので、ご参考にしてみて下さい。



注意点として、この製品は2-3年ごとに成分リニューアルをしており、過去の高評価が参考にならない場合もあります。成分が変わったことの評価も併せてご覧ください
良い評価
★★★★★ 今まで使ってきたワックスの中で1番
今まで髪の毛がペタッとしていてなかなか上手くセットする事が出来なかったのですが、このワックスは個人的にすごく良いです!ノビも良いし何より束感が作りやすくて気に入ってます。
引用:Amazon
★★★★☆ とても使いやすいけど、値段が…
柔らかいテクスチャで手のひらで簡単に伸びます。髪にとても良く馴染んでスタイリングはかなりしやすいです。LIPPSのワックス全てに言えるんですが、キープ力が強い割に一度のシャンプーでよく落ちるので、髪が傷みにくいです。これからも使っていきたいと思います。蓋はしっかり閉めましょう。質感がかなり変わります(笑)あと、もう少し割安だと嬉しいです。
引用:Amazon
★★★☆☆ マット感強い
軟毛でウェット感が強いワックスを使うと立ち上がらない性質の髪ですので、マット感が強いこのワックスを購入しました。この商品の売りの通りマット感が強く軟毛の私でも立ち上がりましたが、ホールド感が少ない気がします。多少多めにワックスを手にとって付けないと髪の毛の立ち上がりが悪いです。ですので他の商品と併用して使っています。ですが悪い商品とは思ってませんし、匂いも平気なので今後も買うと思います。
引用:Amazon
悪い評価
★☆☆☆☆ 成分が変わったようで軟毛の人は注意してください!!
改悪してがっかりです。。。
軟毛の救世主として数年間愛用しておりましたが、 最近成分が変わったのかツヤ感が強く重たさも出るようになりぺちゃっとした仕上がりになるようになりました。
過去のものが残ってたので比べましたがかなり違います。 適度なツヤとボサボサとしたマットな仕上がりのバランスが秀逸だったのに今は束感が強調され脂っこいペトっとした不自然な質感です。
過去のレビューは当てにならない可能性があるので注意したほうがいいです。
代表の矢崎さんに何度もカットをして頂いてたほどここの美容室のファンでしたがこれはがっかりです。。
引用:Amazon
★☆☆☆☆ がっかり
やや癖毛、やや細めのやや軟毛なので、重くなりすぎないマッドワックスを探しています。ネットのオススメで繰り返し出てきたのと、Amazonでの評価が高いので買ってみました。長さはショートよりやや長めです。「やや」っていいすぎ。結果、とてもがっかりさせられました。まず、ハードさは10段階の10なのに、全く立ち上がりません。一瞬、ほんの一瞬立ち上がってすぐ寝ます。そこに残るのはただただあぶらっぽい髪だけ。スプレーと併用しても、そもそものキープ力が皆無なので無意味。また、マッドなのに若干ツヤが出る。癖毛のために買ってるのに癖毛を助長する質感。そしてにおいがかなりする。フタ開けた瞬間にムワッと。これがフツーのまとめる系のワックスなら納得。期待しているものが何1つなかったので、☆は1つ。無駄な買い物をしました。新しいものを探します。
引用:Amazon



僕がイチオシの「トリエエマルジョン」と比較して、「トリエの方が良かった」という声もちらほら見受けられました。軟毛で立ち上げに困っている僕のようなワックス難民は一定層いるんですね笑
売ってる場所、購入する方法
Amazon、楽天で購入可能です。ドラッグストアやドン・キホーテでも取り扱っています。


リップス ヘアワックス「マットハード」 レビューまとめ
以上、筆者が愛用するワックス、オーバードライブについてご紹介してきました。
要点をまとめます
- 「マットハード」は同シリーズで上位のハードなワックス
- マット感と毛束感のバランスがよく、髪の流れが作れる
- キープ力がやや物足りない(2017年以前のものよりキープ力が落ちた印象)
- 水での手洗い時は少し落ちづらい。シャンプーではきれいに落ちた
なお、髪質や肌質は千差万別ですので、必ずしもすべての人の髪に合うことを保証するものではありません。これはあくまでも筆者の主観に基づいて書かれたものです。
同じ悩みを持っている方、髪ぺたんこのコンプレックスを解消できるヒントになっていれば幸いです。
明日もあなたにとって良い日になりますように!
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